旅Vlogってどう撮ればいいんだろう?作り方や構成も知りたいです!
最初から大作をつくろうとはせず、基本を押さえた
30秒〜1分間の短めの旅Vlogをたくさん作ったほうがいいです。
Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。
→ Macで使う旅Vlog動画編集ソフトおすすめ6選!初心者から上級者まで
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旅Vlog撮り方
このブログのメインテーマは「旅の思い出をVlogに残したい!」です。
旅Vlogの撮り方として重要なことは、AロールとBロールを意識して撮影することです。
さらに、ヨリとヒキを意識した撮影をしておくとVlogに奥行きを作ることができます。
撮影の基本
見やすい安定したカットを撮ることから心がけておきましょう。
すべてのカットが、かっちりとブレ一つ無いカットにする必要はありません。
手持ちで撮影した手ブレ感が旅の臨場感を伝えてくれることがあります。
ただ、あまりにブレの多い撮影だと、見る人が疲れてしまい、最後まで見てもらえないVlogが出来てしまいます。
押さえておくポイントとして、
- 1カット最低10秒間以上の撮影をしておく
- 安定を意識し、手ブレ補正を効かせた手持ち撮影をしておく
- 三脚を使った撮影もしておく
- ムーブトランジションなどの動きのあるカットも撮影しておく
1カット安定して10秒間、撮影しておくと後の編集で使える部分が増えます。
卓上で使うようなミニ三脚でも良いので、撮影しておくと見る人に与える印象のバリエーションが増えます。
撮影の基本は、スマホやアクションカメラ、一眼カメラに共通して言えることです。
Aロールを撮影
Aロールとは、Vlogの本筋となるカットです。
旅行Vlogなら時系列に沿って訪れた場所を見せていきます。
1人称視点や、手持ちでの自撮り、三脚での自撮りなど、旅先で訪れた様子を、喋りながら撮影していきます。
もちろん、後で音声や字幕を入れることもできます。
喋りなし字幕のみなら、字幕がしっかり読まれる秒数を意識しての撮影が必要です。
VlogはAロールで流れを作ります。当然、時系列順でないと見る人は混乱してしまいます。
Bロールを撮影
Bロールは、それ単体では意味をなさないイメージカットです。
食事や植物や小物のアップ、遠景、タイムラプス、ハイパーラプス、ドローン空撮カットなど。。
旅の思い出に残しておきたい「ちょっとしたもの」を撮影しておきます。
主体として流れるAロールの合間に、印象的なカットをBロールとして入れていきます。
タイムラプスならスマホで撮りやすいですよね。
ドローンの空撮もあれば、さらに素晴らしい旅Vlogができます。
ヨリとヒキを意識して撮影
AロールでもBロールでも撮影時に意識しておくと良いことがあります。
ヨリとヒキを意識して撮影しましょう。
つまり、被写体との距離感を変えて撮影することを心がけましょう。
いつも同じ距離感、被写体の大きさでは変化がなく、見る人を引き込めません。
人を撮るときも、手元のアップ、胸から頭を入れたカット、全身を入れたカットなど
ズームレンズでもできてしまうかもしれませんが、自分が動いて、距離感の違うカットを撮影しておきましょう。
- ヨリ:旅行中に気になったもののアップ。食事・植物・人物の手元などのアップ。
- 中くらい:全身・上半身・肩より上など、いつもの距離感での撮影。
- ヒキ:自然や街の中にいる自分自身を三脚で撮影か同行者に撮ってもらう。
タイムラプスも撮っておく
宿に着いたら、部屋から見える景色などをタイムラプスで撮影しておくと、良いBロールになります。
スマホでもアクションカメラでもたいていタイムラプス撮影モードがあるので、使わない手はないです。
アクションカメラであればGoProには、三脚になる手持ち棒が付いています。
スマホでは、ゴリラポッドやマンフロットのミニ三脚にスマホホルダーをつければ、タイムラプス撮影がしやすくなります。
時間が加速されたカットは見る人にインパクトを与えるので、ぜひ撮っておきましょう!
Vlogに適したカメラで撮影してみる
カメラ自体もスマホだけでなく、Vlogに適したカメラがどんどん出てきています。
スマホは優れたVlogカメラと言えますが、旅先では地図検索や情報検索、別行動の仲間とのやりとりでカメラが使えないことも多々あります。
バッテリーの消耗も激しくなりがちですよね。
撮影チャンスを逃さないためにも、Vlogを撮影するためだけのカメラを持ってみることをオススメします。
以下の関連記事でVlogカメラについて紹介しています。是非ご覧下さい。
旅Vlogの作り方・編集方法
旅Vlogの撮影が終わったら、編集をして見やすくまとめてみましょう。
音楽や効果音、字幕を入れると最後まで見てもらいやすくなります。
編集ソフトを用意する
PCで編集するなら、買い取り金額で1万円以下の「Filmora(フィモーラ)」はオススメです。
旅Vlogを作るぐらいなら、初心者のうちは、高額なソフトやサブスクリプションを利用する必要はありません。
カット編集がやりやすくて、BGMが170曲もついていて、文字も入れやすく、マスクがかけられれば十分です。
もちろん、Macに最初からついている「iMovie」を使って編集するのもアリです。
BGMを用意する
無料BGMサイトで普段から曲を探しておきましょう。
初心者なら「BGMer(ビージーエマー)」がオススメです!
「おしゃれ」「クール」「Chill」など、曲の雰囲気で探すことができます。
また、SHORTバージョンとLONGバーションが用意されているのも使い勝手が良いです。
トップページでどんどん次の曲が聞けるのもありがたいです。
以下の記事で、おしゃれな曲を探せるサイトについて紹介しています。ぜひ御覧ください。
まずは1分間の動画を作ってみる
なぜなら、あまり長い動画(3分間以上)は最後まで見てもらえない可能性が高まるからです。
軽快な曲にのせた1分間の動画なら最後まで見てもらやすいです。
短い1分間バージョンと、3分間以上のバージョンを作ってみても良いでしょう。
人に心地よく見てもらう時間を考えてみると、
全く知らない人に見せる場合、30秒〜1分間のVLOGがいいところでしょう。
しっかりした構成なら3分間ほどでも。
10分間以上のあまりに長い動画はおそらく最後まで見てもらえません。
素材を配置して使える部分を切り出す
素材を配置し終わったら、無駄な部分を削ぎ落としていきましょう。
上手く取れている部分だけ残し、他は削除していきます。
Aロールの合間にBロールを入れていく
メインの流れのあるAロールのカットが抽出できたら、
次はBロールを配置していきます。
特にBロールを配置する時にBGMを入れていくと良いでしょう。
いろいろなカメラで撮った場合、時系列どおりに配置することも気をつけます。
タイトルとエンドロールを入れる
冒頭にタイトルを入れます。
私はシンプルなロゴと色を入れています。
最後にはエンドロールを入れます。
例:「Thank you for watching ! 」+「SNSのアカウント名」など
SNSに公開してみる
どのSNSがオススメかというと、インスタグラムがオススメです。
公開が簡単で、視聴者の反応の選択が「ハートマーク(いいね!)」だけなので、ポジティブな気持ちで楽しく運用ができます。
普通の投稿から始めて、ストーリーズやリールに挑戦していきましょう。
BGM主体のVlogの作り方
短め(1分間ほど)の曲を選び、タイミングをマークします。
音楽に合わせて、カットを調整し、曲のタイミングに合わせてつないでいきます。
BGM主体のVlogは、最後まで見てもらいやすいです。
曲の内容・雰囲気と映像がマッチすれば完璧です。!
以下の動画はBGM主体のVlogになります。よかったらご覧ください。
旅Vlogの構成
基本はAロール・Bロールを交互にもってくる
Vlogの構成の基本は、以下のとおりです。
Aロール + Bロール + Aロール + Bロール + Aロール。。。。
この繰り返しです。
冒頭にダイジェストやイントロを入れてみる
冒頭にダイジェスト(要約)を入れ興味をひくこともできます。
Vlogを最後まで見てもらいやすくなるでしょう。
旅Vlogなら印象の強かった場所でのカットを3つほど冒頭に持ってきます。
また、イントロ(導入)として印象的なカットや説明を入れ、ひきつけて、本編スタート。とうパターンもあります。
いずれにせよ、Vlog本編の前の冒頭部分に入れる要素です。
視聴者をVlogに引き込む工夫になります。
オリジナルのオープニングを入れてみる
自分のオリジナルOP(オープニング)を作ってVlogの中に入れてみましょう。
5秒間から長くて10秒間程度にしましょう。
YouTubeでオープニングが長いと、すぐ次の動画に流れていってしまうので注意しましょう。
オープニングを作るのって大変じゃない?
難しく考える必要はありません。
特徴的なBGMの一部を選び、自分のお気に入りのカットを数カット入れて、つなぎ合わせるだけです。
「あ、この人の動画なんだ。。」と、自分を知ってもらい印象付けることができます。
VLOGの作り方記事一覧
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
Vlogってどうやって撮ればいいの?
難しく考えすぎずに、AロールとBロールを意識して撮影してみましょう。
Vlogは、Aロール(主題)+Bロール(インサートカット)の繰り返しです。
旅Vlogであれば、、
Aロールで旅の流れを時系列でしっかり撮影しておき、
Bロールとして、旅で見かけた印象的なモノのクローズアップとか、タイムラプスとか、ドローンによる空撮とかを押さえておきます。
AロールとBロールで変化と奥行きのあるVlogが出来ます。
YouTubeなどで見かけたVlogの撮り方や構成を真似てみるのも勉強になります。
一つ一つの要素を読み取り、一つ一つ真似していきます。
真似していく中で、自分の撮り方・作り方ができていきます。
最初から、長いVlogを作ろうとはせず、30秒〜数分のVlogを作ってみましょう。
何度も撮って、編集して、見てもらう。
この繰り返しこそが大切です。
まずは、A+B+A+B。。を意識して撮影してみましょう。
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