旅Vlogの撮り方のコツとは?押さえておきたい7つのポイント

旅のVlogを撮る時に何かコツってないかな?
いつも同じような感じに撮影してしまって。。

Hideki

構成と視点を意識してVlogを撮影してみましょう!

旅Vlogを上手く撮影したいけど、いつも同じような動画をダラダラと撮ってしまっている。。

同じようなカットばかりで、後で編集するのが面倒くさくなり素材動画が放置されている。

私もよくやる失敗です。。^^;

この記事のコツを押さえるだけで、今までより少しだけ前進した旅Vlogが撮れるようになります。

ぜひ、最後まで御覧ください。

【旅好きビデオグラファー】Hidekiについて

Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。

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旅Vlogの撮り方のコツとは?押さえておきたい6つのポイント

旅Vlogの撮り方にコツはあるのでしょうか?

結論から言います。

構成を意識して、視点を変えて撮る。

Vlogの構成!?と難しく考える必要はありません。

AロールとBロールを意識して撮影するだけです。

また、視点についても少しだけ意識してみるだけです。

以下の見出しで具体的に説明していきます。

1)Aロール・Bロールを撮っておく

Aロール、Bロール、聞き慣れない言葉ですよね。

Vlogの構成で使う言葉ですが、構成とはいえ簡単なものです。

AロールとBロールを交互に繰り返すだけです。

A+B+A+B+A。。

Aロールを撮る

Aロールは、主題を記録するカットです。

旅の流れがわかる撮影をします。

「これから・・に向かいます!」

「・・に着きました!見どころは・・です」

「お腹が減ってきました。・・を食べようと思います!」

顔出し、声出し、で撮影します。

顔出し声出し「しない」なら、テロップ表示を思い浮かべて撮影していきます。

1カットは最低5〜10秒間撮影しておくと良いでしょう!

旅Vlogの仕上がりの時間を考えておくことも重要です。

10分間程度のVlogを作るだけなのに、何時間分も素材動画があると後の編集が大変なことになります。

(つい撮ってしまいますけどね。。^^;)

旅の流れがわかる要所を押さえるように撮りましょう。

Bロールを撮る

Bロールは、それ単体では意味をなさないカットです。

イメージ挿入カット的なものです。

後の編集で、Aロールの合間に入れてあげます。

Bロールは、旅をしていて目についたもの、その場所を印象付けるものなどを撮影していきます。

土地の人々、モノ、食事、植物、建物、風景など。

ヒキで全体像だけを撮影しがちなので、画面からはみ出るぐらいヨリで近づいて撮影するカットを意識してみましょう。

こちらも1カット、数秒〜長くても10秒間ほど、安定的な画として撮影しておきます。

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2)視点を変えて撮っておく

つい初心者がやってしまう撮影に、距離感がいつも同じようなカットばかりになる。というのがあります。

人でもモノでも、なんでも全体が写っている撮り方になってしまいがち。。

いわゆる「ヒキ」のカットなんですが、こればかりだと見る人は飽きてしまいます。

また、視点(カメラ)の高さも、いつも目線の高さになってしまいがちです。

以下の点に気をつけて、距離と高さを変えて撮影してみましょう!

  • 被写体との距離を変えて撮影してみる。
  • カメラの高さを変えて撮影してみる。

被写体との距離を変えて撮影してみる

まずは、被写体との距離を変えて撮ってみましょう!

とくに初心者にやってほしいのはヨリのカットです。

なんでも被写体に近づいて、撮影してみましょう。

人物の全体や、バストアップ程度の距離ではなく、手元、目元、足元など、被写体がはみ出るぐらいの状態で撮っておきましょう。

モノを撮るのも全体を見せる説明的なカットだけでは退屈になります。

これは何?というぐらいアップのカットがあっても良いのです。

また、長々と撮る必要はなく、数秒間、3〜5秒間ほど、撮影しておきましょう。

そういったヨリのカットが入るとVlogに立体感が出ます。

カメラの高さ・角度を変えて撮影してみる

まずは、腕が伸びる範囲でカメラの高さを変えてみましょう。

腕を伸ばして上から被写体を撮ってみる。

被写体を下の方から見上げて撮ってみる。

また、階段を何段か登るか下るかして撮ってみるだけでも、かなり視点が変わります。

さらに角度も変えてみましょう、正面、側面、後ろから。など。

3)光のコントラストを撮っておく

「光のコントラストがある。」とは、陽の光の当たった明るい部分と、日陰の部分が、同じ画面内にある状態をいいます。

全面的に明るく、色もほぼ一緒の画面構成だと、のっぺりと平面的に見えてしまいます。

暗いところに差し込んでいる光や、

明るい場所での、シャドーを作る人影や物陰など。。

ボケで立体感を出せない時に、光と影に注目すると良いです。

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4)ボケを生かして撮っておく

よくドラマなどでヒロインの背景が美しくボケて、被写体が引き立つカットをご覧になったことはありますか?

韓国ドラマなどでは、このボケ、過剰なほど ^^; よく見かけると思います。

ぜひ、みなさんも、背景をボカして被写体を引き立たせてみましょう!

ボケを大きくするには、ミラーレス一眼カメラで、開放絞り値の低いレンズ(F1.4〜F2.8)を使うと簡単にボカせることができます。

また、スマホのようなセンサーサイズの小さいカメラでも、意外とボケてくれます。

被写体と背景の配置や距離を変えて、いろいろと撮影してみましょう。

背景に強い光源などがあるとやわらかいフレアーが出て、さらに被写体を際立たせることができます。

前ボケとなる構図で撮る

前ボケを作る意識をしてみましょう!

前ボケとは、被写体とカメラの間に何かを配置して、現れるボケのことをいいます。

カメラの前にちょっと草木や花などを手前にもってくると簡単に前ボケしてくれます。

スマホでの撮影では純正カメラアプリだと、オートフォーカスで前ボケさせたいものにピントが自動的に合いがちなので、ピントを合わせたい被写体をタップしてピントを合わせ続けましょう。

マニュアルフォーカスできるカメラアプリを使うと楽です。

コンパクトデジカメやミラーレス一眼レフカメラでは、思い切ってマニュアルフォーカスモードにしてしまうほうが確実に撮影できます。

後ろボケとなる構図で撮る

被写体と背景の距離があればあるほどボケが大きくなります。

スマホ撮影でも手前の被写体と背景までの距離がしっかりあれば後ろボケを作ることができます。

ミラーレス一眼などにセットでついてくるズームレンズでの開放絞りはワイド端でF3.5、ズーム端でF5.6ほどです。

F5.6でもボカせなくはないので、被写体と背景の距離を変えていろいろと撮影してみましょう。

F4.0、F2.8のレンズなら確実にボケます。

少し値が張りますが、購入を考えてみるのもよいでしょう。

私はSONYのレンズを使っていて、24-105mm F4.0 のズームレンズが使いやすく多用しています。

5)ムーブトランジションを撮っておく

ムーブトランジションとは、文字通り、カメラを動かしてトランジション(場面転換)をすることです。

木や柱、人影など、カメラの前を横切らせるようにカメラを水平移動させます。

物陰により画面が真っ黒になる状態を撮っておくことが重要です。

次のカットでは、先程と同様の物陰からカメラを動かし、目的のカットを撮影し始めます。

こうすると物陰を通ってつぎのカットに移動し、視聴者に驚きを与えます。

まずはシンプルに、左から右へ抜けたら、次のカットでも同様のカメラの動きで、左から右へ入ってみましょう。

あまり多用すると後の編集が大変になるので、始めのうちは、動きもシンプルにして、数カットにしておくと良いです。

日頃からスマホでムーブトランジションを練習してみましょう。

数カットのムーブトランジションでもインスタのリールでインパクトを与えることができます。

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6)タイムラプスを撮っておく

タイムラプスとは、一定時間ごと(数秒〜十数秒間隔)で撮影した写真を動画にしたものです。

普段の景色が加速されて、視聴者の目を引きつけます。

スマホのタイムラプスモードで撮影することから始めてみましょう!

スマホをミニ三脚にセットして置いておくだけなので、撮影自体、簡単にできます。

タイムラプスカットがあると簡単にVlogに変化をつけられるのでオススメです!

Bロールとして、Aロールの合間に入れてみましょう。

7)ドローンカットを撮っておく

最後のポイントはちょっとハードルが高いです。

ドローンカットを撮るには、まず、国土交通省にドローンの機体登録が必要です。

また、市街地では飛行不可能です。

人口密集地域(DID地区)では、国土交通省に申請をする必要があります。

大都市、地方都市の中心部では気軽に飛ばすことは難しいです。

自ずと、人気のない所で飛ばすことになります。

人気のない河川敷が比較的飛ばしやすいですが、やはり人口密集地域では飛ばすことができません。

念の為、河川事務所に確認を取っておきましょう。

また、国立公園内や国有林内では、許可取りと入林届を提出する必要があります。

いろいろと許可取りや確認が必要で面倒と思われるかもしれませんが、ドローンカットがあるとVlogが引き立つので、トライしてみてはいかがでしょうか?

私有地内で土地所有者に許可を得て、目視内で飛ばすことから始めてみましょう。

Hideki

ドローンがちょっと無理なら、1脚や3脚にアクションカメラをつけて、ハイアングルで疑似ドローン撮影をするというのも手です!

VLOGの作り方記事一覧

まとめ

いかがでしたでしょうか?

旅Vlogの撮り方のコツ。

あまり奇をてらう撮影をする必要はありません。

いつもより、数歩寄って撮影してみる。

カメラの高さや角度を少しだけ変えてみる。

ダラダラ撮らずに構成を考えて撮影してみる。

少し意識を変えるだけで撮れるVlogが変わってきます。

いくつも旅Vlogを作ってみて少しづつ変わっていくと思います。

最初は反応の良いインスタのリールを公開先にするのがオススメです。

なにより大切なのは、旅を楽しむことです。

旅Vlogはその記録でしかありません。

そのぐらいに考えて旅Vlog撮影も楽しみながら取り組んでみましょう!

Hideki

最初は30秒以下のリールにすると良いかもです!
私のインスタを参考にしていただければ幸いです!

https://www.instagram.com/hideki_vlog/

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