なるべく安くVlogを始めてみたいんだけど、何がオススメなのかな?
いつでも持ち歩けて単独で撮影できるコンパクトなものがオススメです!
Vlogを始めてみたいけど、続くかわからないし、なるべく安く始めてみたい!
そう考えるあなたに、オススメしたいカメラを選んでみました。
画質は良いけど、始めから比較的 重量のあるミラーレス一眼カメラでは機動力が落ちるので、ポケットに入るようなコンパクトなカメラをオススメしています!
ぜひ、最後まで御覧ください。
Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。
→ Macで使う旅Vlog動画編集ソフトおすすめ6選!初心者から上級者まで
→ Windowsで使う旅Vlog動画編集ソフトおすすめ5選!
Vlogカメラでオススメの安いタイプ3選
なるべく安くすませたい方に。。Vlog撮影に適したオススメカメラを3つ紹介したいと思います。
とはいえ、ただただ安いものはオススメしていません。
安すぎてすぐに壊れてしまったり、色が悪かったり、使いづらいものは紹介していません。
DJI Pocket2 | Osmo Action3 | GoPro HERO 11 | |
---|---|---|---|
写真 | |||
価格(税込) | 49,500円 | 47,300円 | 69,800円 |
重量(バッテリー含む) | 117g | 145g | 154g |
センサーサイズ | 1/1.7インチ CMOS | 1/1.7インチ CMOS | 1/1.9インチCMOS |
フォーカス | AF | 固定 | 固定 |
10bit撮影 | できない | できる | できる |
感想 | 縦に細長くスティック状でポケットに入れやすい。ケースからの出し入れ・起動に手間取るが、AFがあり背景がぼかせるのは良い! | 縦動画の需要を意識して、縦取り付けアングルもある。縦なら縦と専念してフレーミングし撮影する覚悟がいいショットを生むこともある。 | 8:7の縦横比のサイズは、横でも縦でも切り出しができる!Action3と違って縦や横に付け替える必要がなく、撮影後に自由に選べるのは便利と感じた。 |
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DJI Pocket2
名前にPocketとついている通り、専用のケースにはめ込みポケットに入れ持ち運びができます。
このカメラの特徴はなんと言っても、ジンバルで手ブレを安定させる所です。
歩きながら撮っても、ブレのほとんど無い安定的な画が撮れます。
ジンバルとはスタビライザーのことで、機械的に手ブレを吸収してカメラ部分を安定させます。
機械的に手ブレを吸収する仕組みの良い点は、暗いところでも安定的な映像が撮れることです。
GoProなどの電子的な手ブレ補正だと、映像がにじみ、見にくくなってしまいます。
写りも繊細で、オートフォーカスがついているために、近接撮影から遠景撮影まで表現の幅が膨らみます。
少なめですがボケ味もありGoProなどアクションカメラの固定ピントの表現から一段上になります。
欠点は、撮影開始に少し手間と時間がかかることです。
ケースから出して、電源ボタンを押し、ジンバルが起動して、撮影可能になるまで、5秒〜10秒程度かかります。
(GoProのクイックスタートなら録画ボタン一つで、5秒程度で撮影が開始されます。)
また、縦撮影に関しては、カメラ部のみが縦位置に回転するような機構はなく、あくまで自分でカメラ部が縦撮影になるように、構えることができます。
スマホやアクションカメラではない、Vlog撮影用の新しいカメラの選択肢としてDJI Pocket2はオススメです!
DJI OSMO ACTION 3
ドローンやジンバルで名を馳せているDJIのアクションカメラの3代目です。
機能が洗練され、使いやすくなっています。
また、4K撮影や、10bit撮影にも対応し、このコンパクトさ、この値段で、ここまでやるのはGoProをかなり意識しています。
ただ、RockSteady(電子手ブレ補正)を使うと4Kではなく3K相当に解像度が落ちてしまうのが残念なポイントです。
クイックリリース垂直マウントによって、縦動画撮影もしやすくなっているのは嬉しい点です。
これから購入するVlogカメラは縦動画の撮影がやりやすいか?というのも大事なポイントです。
インスタのリールや、Tiktok、YouTubeのショート動画など、スマホの縦位置で見られることが自然になってきているからです。
自撮りしやすい前面モニターがついていることもオススメポイントです!
GoPro HERO 11
言わずと知れた「ゴープロ」です。バラエティ番組のアウトドア撮影などで芸人さんが顔の周りにつけていたり、固定カメラであらゆる角度から撮影したり、テレビでも使える画質を備えています。
ポケットの中にケースなして無造作に突っ込んでおける丈夫さもあります。
設定することにより、1ボタン(クイックスタート)で5秒程度で撮影が開始されます。
10m防水で不意の雨でも悪天候でも平気、水遊び川遊びでもそのままで撮影できます。
少し大きくなった新型センサーを積んだり、10bit撮影ができるようになったり、と地道な進化を続けています。
欠点は、固定ピントな点、寄れない点、暗い場所での撮影が弱い点です。
ただ、これは超広角で動きの早い被写体を確実に捉えるためのスペックの欠点なので、利点を活かした撮影に集中しましょう!
縦動画の撮影に関しても、センサーの縦横比が8:7と正方形に近く、撮影後に編集で縦構図で切り出しができるので便利です。
GoProは、いつでもポケットから出してすぐに撮影ができる!
Vlog撮影カメラに最適です!
ですが、少しお値段が高めなのが残念なところです。
そもそもVlogとは?
Vlogとは、Video(動画)とBLOG(ブログ)を組み合わせた言葉です。
「ブイログ」と読みます。
ちなみにブログは、Web(インターネット)+Log(記録)=ウェブログを端折ったものです。
「ブイログ」は主に個人の活動や体験を動画で記録し、SNSなどに公開したものです。
Vlogを撮影するカメラはいつでも持ち歩けて、いいなと思った瞬間を撮れるものが良いです。
この記事では、ポケットやバックに入る、コンパクトなカメラをオススメしています!
Vlog撮影に適したカメラとは?
Vlog撮影に適したカメラは、いつでもサッと撮影が始められることが大切です。
いつでも持ち歩くことができ、すぐに撮影を始められる。
スマホを最初に思い浮かべるかもしれませんが、電話や検索をするときには、撮影できません。
Vlog撮影に適しているカメラは、動画撮影をすぐに始められる単独のカメラが良いです!
アクションカメラ
アクションカメラの代表格「GoPro(ゴープロ)」はVlogにかなり適しています。
小型でコンパクト、軽量でどこへでも持ち運びやすい!
フルオートで、手ブレのほとんどないキレイな動画が撮れます!
ポケットに無造作に突っ込んでおいても大丈夫な構造。
10m防水なので突然の雨や、川や海で遊ぶ時も深く潜らなければ、そのまま撮影できます。
ただ、欠点として画角が広角で、固定フォーカスで、ヨリに弱いことです。
これは、いつでも、どこでも、全体を捉え、素早く確実に被写体を捉えられるアクションカメラの利点の裏返しなので、利点を活かした撮影方法を考える必要があります。
DJI Action2は、GoPro11よりも小型でモニターも付き、よりウェラブル(身につけられる)カメラとしてVlog撮影に使うことができます。
本体に内部ストレージが22GBありますが、4K動画として30分程度しか撮影できないので、こまめなバックアップが必要なことがネックとなります。
Vlog用コンパクトカメラ
さきほどのアクションカメラと次のコンパクトデジカメの中間に位置するジャンルのカメラです。
キレイでブレのほとんどないVlogを撮影することができます。
自撮りもスマホのインカメラのように画質が落ちることなく撮影ができます。
画角は広角で固定ですが、オートフォーカスができるので、背景をぼかす撮影もできます。
いつでも持ち運びやすいので旅Vlog撮影に適しています。
コンパクトデジカメ
画質がアクションカメラ以上、ミラーレス一眼未満!
中途半端ではなく、小型軽量と高画質を兼ね備えた実用的なカテゴリーです。
私はSONYのRX100VとVLOGCAM ZV-1を使っていました。
ポケットに収まり、電源ボタン1つでレンズが伸び、すぐに撮影することができます。
ズームレンズが秀逸で、遠くの物を大きく写すことができます。
マクロ撮影もでき、食事や小物、植物も大きく写すことができます。
身軽な旅Vlog撮影にはもってこいのジャンルのカメラです。
荷物をできるだけ減らしたい、でもしっかりとした画質で撮りたいという場合、コンパクトデジカメはとても便利です。
ミラーレス一眼
ミラーレス一眼カメラの良いところは。。
- センサーサイズが大きいこと
- レンズが交換できること
- ボケ味を生かした撮影ができること
デメリットとしては、欲張ると、カメラ本体とレンズ数本で旅をすることになるため、装備がかさばり重くなります。
それでも、旅の絶景や体験を高画質で記録できるメリットのほうが上回ることが多いです。
旅の絶景を高画質で撮影したい場合は、ミラーレス一眼を使うことをオススメします。
私がオススメしたいのはSONYのα7Cです。
フルサイズのミラーレスとしては小型軽量で、旅のお供に最適なカメラです。
スマホ+DJI OM6
iPhoneで言えばiPhone12ProMaxといった、カメラに光学手ブレ補正がついたものなら単体でも、安定したVlogを撮ることができます。
手ブレ補正機能が弱いスマホの場合、DJIのスマホ用のジンバルを使えば、ブレの少ない安定的なVlogを撮ることができます。
ちょっと欠点なのは、ジンバルにスマホをセットする手間が発生することです。
ただ、DJI Osmo Mobile6(OM6)の場合、クイック起動という機能が追加されました。
折りたたまれた状態から展開するとすぐに電源が入り、ペアリングされたスマホを磁石でカチッと取り付けるだけで、すぐに撮影に入れます。
スマホを活かして表現の幅を広げたいという方にオススメです。
レンタルですませる
いきなり高いカメラを買いたくない!とにかく安く気軽にVlog撮影を始めてみたい!という場合、
気になったカメラを1ヶ月間ほど借りてじっくり使ってみるというのもアリです!
1ヶ月間もカメラを借るなんて、ものすごいレンタル料になるんじゃないの?
私もそう考えていましたが、今はとても便利なカメラレンタルサービスがあります。
DJI Pocket2を1ヶ月間借りる代金は7,500円程度です。
私はDJI Pocket2を、1ヶ月間、借りてじっくり使い込み、気に入ったので実際に購入しました。
以下のレンタルサービスがオススメです。
・たくさんのカメラから選びたいならGooPass <オススメ!
・安さ重視ならカメラレント
カメラレントの場合、1ヶ月間借りるには、ちょっとした電話確認の審査があります。
その点、GooPassの審査はゆるめです。
GooPassでは、DJI Pocket2クラスのカメラなら本人確認書類(運転免許証)の画像をアップロードするだけです。
また、GooPass
公式サイトで、気になるカメラの貸出在庫や価格を確かめてみてください。
1ヶ月間もあれば、いろいろ試せてVlogが作れますね!
VLOGの作り方記事一覧
- 旅Vlogの撮り方・作り方・構成の基本!これを押さえておけば大丈夫!
- 旅Vlogの撮り方【スマホ編】押さえておきたい4つのポイント
- 旅Vlogの撮り方のコツとは?押さえておきたい6つのポイント
- 顔出ししない旅Vlogの作り方・撮影方法
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- Vlogはどこで公開したらいい?オススメ投稿先SNS 4選
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- 旅Vlogの作り方 海外編(1)シンガポール 準備・荷物はどうする?
- YouTubeの旅Vlogで人気のクリエイターおすすめ7選!完全に私の好み
まとめ
いかがでしたでしょうか?
安いとはいえ、5万円前後のVlog撮影に適したオススメカメラの紹介でした。
(確かに1万円前後のかなり安いものもありますが、色や画質も悪く、長く使えるか不安なのでオススメはできません。)
Vlogをすぐに始めたいなら、この価格帯のカメラがオススメです!
DJI Pocket2やGoProの手ブレ補正は強力で、見やすいVlog撮影ができるようになります。
また、カメラのレンタルサービスを利用するのも手です。
1ヶ月間も比較的安価に試せるサービスは今までありませんでした。
1ヶ月間もあれば、Vlogをいくつか撮影することができます!
いろいろなカメラを試してみて、自分にしっくりくるカメラを見つけて、Vlogを撮っていきましょう!
以下は私のイチオシのサービスの体験記事です。ぜひご覧下さい。
記事を最後まで見ていただいてありがとうございます。
以下の動画は、DJI Pocket2だけでVlogを撮ったものです。
歩きながら安定的な動画が撮れるのは、とてもありがたいです。
旅Vlogを撮るのにピッタリです。
また、小型軽量のボディでここまで綺麗に撮れれば大満足です。
4分21秒間の動画になります。お時間のある方はよかったら御覧ください。
→ Macで使う旅Vlog動画編集ソフトおすすめ6選!初心者から上級者まで
→ Windowsで使う旅Vlog動画編集ソフトおすすめ5選