SONY FE 24-105mm F4 G OSSは、焦点距離24-105mmのフルサイズセンサー対応のズームレンズです。
これ1本で幅広いシーンが撮れ、旅に持ってこいの万能レンズです。
SONYのフルサイズ一眼につける最初の1本目のレンズに猛烈におすすめしたいです!
今回は、私が所有して使っている「FE 24-105mm F4 G OSS」の特徴や、メリット・デメリットについて詳しく解説します。
Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。
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SONY FE 24-105mm F4 G OSS(SEL24105G)レビュー
SONY FE 24-105mm F4 G OSSは私の所有するレンズで一番使用頻度が高いです。
これ1本で広角から望遠までいける良いレンズ
FE 24-105mm F4 G OSSのメリット・良い点
これ1本で旅Vlogが快適に撮れます。
レンズ交換って面倒ですよね。
旅を楽しむならレンズ交換不要のズームレンズを使いたいです。
このレンズ、意外と寄れることも良い点です。
旅先で見つけた小さな花、小物、食べ物など。。
105mm(望遠側)で最短撮影距離0.38mまで近づくとかなりのアップで撮影することができます。
FE 24-105mm F4 G OSSのデメリット・欠点
取り付けるカメラによっては重く感じてしまいます。
レンズ本体、663gという重さは軽くはありません。
α7Sⅲにつけると1484gになり、ずっしりときます。
また、焦点距離105mmではレンズが伸びて全長17cmになります。
(焦点距離24mmでのレンズ長は12cmです。)
夜の動画撮影には不向きです。街頭などがある明るい場所を選ぶか、ライトがあったほうが良いでしょう。
F1.4やF2.8レンズに比べれば、ボケ味は少なくなります。
FE 24-105mm F4 G OSSは暗いレンズなのか?
F4という開放絞り値は、ボケの量は控えめになりますが、十分明るいレンズです。
コンパクトな設計にするためにF4になっています。
むしろ、望遠側105mmでもF4.0なので、暗いレンズということではありません。
(普通のズームレンズではF5.6になってしまいます。)
α7Sⅲ、α7ⅳ、α7Cなどフルサイズセンサーで使う場合、ISO感度を上げることができるので暗いということはありません。
F1.4などの明るいレンズに比べてピントの合う範囲が広いので動画撮影での使い勝手は良いです。
FE 24-105mm F4 G OSSの動画作例
FE 24-105mm F4 G OSSの作例動画を1本作ってみました。
5分ちょっとの動画になります。
それぞれの項目に当たる部分に頭出ししてあります。
ご興味のある部分を御覧ください。
ボケ味
遠景にピントを合わせた時の前ボケをご覧ください。
0:32 に頭出ししています。
最短撮影距離での撮影 広角側・望遠側
広角側24mmと望遠側105mm、それぞれの最短撮影距離の動画です。
望遠側ではかなり寄れてツツジの花を大きく撮影することができます。
2:49に頭出ししています。
動画撮影での手ブレ補正の効きは?手持ち、アクティブ手ブレ補正
広角側24mmでレンズ本体のスタビライザーとα7SⅢのアクティブ手ブレ補正を効かせて手持ちで前進しています。
3:17に頭出していしています。
逆光・ゴースト・フレアー
木漏れ日が差し込む逆光でのゴースト・フレアを撮影しています。
4:33に頭出ししています。
オートフォーカススピード
遠景 -> 近景 -> 遠景に合わせた時のフォーカスの反応と速度を撮影しています。
1:39に頭出しています。
FE 24-105mm F4 G OSS購入を考える時のレンズ比較
FE 24-105mm F4 G OSSの購入時に気になる他のF2.8のレンズと比較をしてみました。
SONY FE 24-105mm F4 G OSS | タムロン28-75mmF/2.8 Di ⅲ VXD G2 | SONY SEL2470GM2 | |
---|---|---|---|
明るさ | F4.0 | F2.8 | F2.8 |
焦点距離(mm) | 24-105 | 28-75 | 24-70 |
重さ(g) | 663 | 540 | 695 |
フィルター径(mm) | 77 | 67 | 82 |
最短撮影距離(m) | 0.38 | ワイド端:0.18 テレ端:0:38 | ワイド端:0.21 テレ端:0.3 |
最大撮影倍率 | 0.31 | 28mm時:1:2.7 75mm時:1:4.1 | 0.32 |
絞り羽根 | 9枚(円形絞り) | 9枚(円形絞り) | 11枚(円形絞り) |
価格 | ソニーストア価格:164,593円(税込) | 希望小売価格:123,200円(税込) | 2022年夏発売予定 予想価格:税込297,000円前後 |
コメント | F4通しで105mmまで望遠が使えて、旅に適したレンズです。 ソニー純正で手ブレ補正も安定的。 これ1本でなんでも撮れるのでオススメです! | F2.8通しは魅力的ですが、望遠側75mmだと物足りないことも。 28mm時に0.18mまで寄れるのがこのレンズの特徴です。 他と比較して軽く、安いレンズが欲しいときはこの選択もありです。 | F2.8通しで、この軽さは驚きです。 ただ、高額なので、万人にはオススメできないレンズです。 |
旅Vlogに使うレンズとしては、F2.8通しにこだわるより、
F4でのピントの幅と望遠105mmまで使えるほうが良いので、オススメです。
2022年夏発売のSEL2470GM2は確かに気になりますが、価格が30万円近いのは凄すぎます!
α7SⅲでFE 24-105mm F4 G OSSを使ってみた私の感想
旅に何本かレンズを持っていっても結局このSEL24105Gレンズで撮ることが一番多いです。
レンズ交換で同行者を待たせたり、センサーにゴミがつく可能性が高まったり、
レンズ交換が旅の流れを止めているのではないか?と気になる時があります。
レンズ交換をしたくない!
旅そのものを楽しみたい!
そんな時は、このレンズです。
α7Sⅲとの組み合わせは確かに重く感じます。重量は1484gとなります。
(アルカスイスプレートとフィルターなどを含みます。)
α7Cとの組み合わせは、1294gになります。
F4という絞り値も暗くは感じません、むしろピントの合う範囲が広くなるのでピンボケを防ぐことができます。
高感度に強いα7Sⅲに付けて使うなら、暗めの場所では、ISO12800にします。
ボケ味も柔らかで十分な量です。
オートフォーカスも素早く静かで正確です。
α7Sⅲでは、4K撮影でも瞳AFが効きます。
純正のGレンズで撮れる動画には安定感、安心感があります。
みなさんも是非、使ってみてください。
α7Sⅲとの組み合わせは確かにズッシリとくる重さですが、
これだけで旅をするなら、シンプルで身軽に感じます!
FE 24-105mm F4 G OSSの新品価格は?中古価格は?
FE 24-105mm F4 G OSSの新品価格は2022年5月現在、144,444円(税込)です。
中古価格は、マップカメラの良品で129,800円(税込)です。
SEL24105Gの中古を探すならマップカメラがオススメです。
私はマップカメラを、10年以上利用していて安心して中古を探せます。
GOOPASレンタルで1か月借りてじっくり使って判断することもできます。
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SONY FE 24-105mm F4 G OSSは買いか?
SONY FE 24-105mm F4 G OSSはフルサイズ一眼につける最初の1本目として強くオススメしたいズームレンズです。
旅にこれ1本持っていけば満足のいく旅Vlogを撮影できます!
何本か単焦点も持っていきますが、結局、ズームレンズの出番が一番多いです。
結論:SONY FE 24-105mm F4 G OSSは買う価値のあるレンズです。
旅Vlog撮影では何本もレンズを持っていっても意外と使いません。
迷ったときはこれ1本でなんでも撮れます!
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