Vlogを撮ってみたいけど、いろいろなカメラがあって迷う。。
何がいいんだろう?
私が実際に使ってみて良かったものを紹介します!
私の独断と偏見を多分に含んでいるのでご了承ください。。
Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。
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そもそもVlogにおすすめなカメラとは?
あなたの日常や旅の様子が撮れるものならなんでもOK!
というと話が終わってしまいますね^^;
一番適しているのは、いつも肌身離さず持ち歩いているスマホでしょう。
ただ、だんだん撮影にハマってくると、ボケ味が欲しい、色をもっと調整したい、望遠が欲しい、マクロが欲しい、
水に突っ込ませたい、頭にバンドで留めたい、
表現を広げたくなり、スマホでは満足できなくなっていきます。
以下の項目には、スマホ撮影では物足りなくなってしまった方への選び方を載せていきます。
目的別 Vlogカメラの選び方
Vlogを撮りたい時、どのカメラを選ぶかは、目的によって大きく違ってきます。
- いつでも持ち歩き、気軽に撮ってすぐにSNSに公開したいなら、スマホが最適!
- 激しいアクティビティ、水中でも使いたいならブレずに防水性能も高いアクションカメラがオススメ!
- ポケットにおさまり高画質、荷物を最小限にしたいならコンパクトデジカメがオススメ!
- 日常から旅先までキレイに撮りたい!でも軽量がいい!ならAPS-Cミラーレス一眼がオススメ!
- 本格的にシネマティック(映画的)なVlogを撮りたいならフルサイズミラーレス一眼がオススメ!
いつでも持ち歩き、気軽に撮ってすぐにSNSに公開したいなら、スマホが最適!
いつも肌身放さず持ち歩いているスマホ。
これほどVlogを撮るのに最適なカメラはありません。
あらゆる場面でスマホで動画を撮る姿は違和感が少ないです。
さらに言えば、ちょっとお高くなりますが、光学手ブレ補正がついているiPhone14proクラスのほうが
圧倒的にブレが押さえられるのでオススメです!
激しいアクティビティでも使いたいなら、ブレずに防水性能も高いアクションカメラがオススメ!
ジェットコースターのような激しい揺さぶりの中でも、ブレのほとんどない安定的な動画が撮れます。
海や川で水に沈めても平気。10m防水です。
特に「GoPro」は、いろいろなテレビ番組でも使われている通り、使い勝手が良く画質も良いです。
アプリの「GoPro Quick」で自動的に音楽に合わせてVlogを作ってくれます。
ポケットにおさまり高画質、荷物を最小限にしたいならコンパクトデジカメがオススメ!
スマホよりもう少し画質のいい動画が撮りたい、でもかさばったり、重くなるのは嫌だ。。
そんな時はコンパクトデジカメです。
ポケットに忍ばせていつでもすぐに撮影ができます。
私も使ったことのあるSONY ZV-1は、Vlog用コンデジとして発売されました。
専用グリップと一緒に使うと自撮りがとても楽です。
日常から旅先までキレイに撮りたい!でも軽量がいいならAPS-Cミラーレス一眼がオススメ!
「APS-C」というのは映像を記録するイメージセンサーの種類です。
「フルサイズ」よりコンパクトなので、カメラ本体やレンズも比較的、小型軽量です。
手持ちのバックにもさっとしまうことができ、旅先のアクティビティを邪魔しません。
本格的にシネマティック(映画的)なVlogを撮りたいならフルサイズミラーレス一眼がオススメ!
雰囲気のある、かっこいいいシネマティック(映画的な)Vlogを撮りたい!
そう考える場合、フルサイズミラーレス一眼カメラがベストでしょう。
APS-Cでも撮れますが、物足りなくなって、フルサイズにステップアップする人が多いです。
センサーサイズが大きいと撮れる映像の情報量も格段に増えます。
高画質で、暗所にも強く、編集で色を調整しやすい動画が撮れます。
重量は本体だけで600g台、レンズを含めると1kg弱になります。
もちろんレンズが交換できるので、軽量コンパクトなレンズを選べば気軽に持ち歩けます。
おすすめしたい!私の使ってきたVlogカメラ7選
それでは、実際に私が使ってきたVlogカメラを、おすすめの順から紹介していきます!
比較してみました、それぞれの解説は下記にあります御覧ください。
製品 | SONY α7Sⅲ | SONY α7C | SONY α6600 | SONY ZV-1 | GoPro HERO10 | DJI Action2 | iPhone12ProMax |
特徴 | 4K60p、4K120p撮影。10bit撮影ができる。LOG撮影ができる。 瞳AFは4K撮影でもできる。 暗所撮影にも強い! ダブルISOでISO12800でノイズ激減。 | フルサイズでここまでコンパクト。LOG撮影ができる。4K30p撮影。HD60p、HD120p撮影。 | APS-Cでのフラッグシップを謳うだけあって、高性能!4K30p撮影、HD60p、HD120p撮影。 LOG撮影できる。 | コンパクトで高画質、4K30p撮影できる。 LOG撮影もできる! | 5.3K60p、4K120p撮影。HyperSmooth4.0ブレ補正が素晴らしい。10防水。 | 4K60p撮影。電子手ブレ補正が優秀です。10m防水 | 気をつけて保持すれば ジンバルいらずの安定感 大抵の場所でキレイに撮れる でも、暗い所は苦手 |
私の感想 | シネマティックVLOGに本格的に取り組むならこのカメラ! 買って本当によかった!UssiyさんやDIN FIMSさんが使っていて安心感がある。 恐ろしく高額です。 | AUXOUTさんが使っている。作品を見ると感動。 4K撮影で瞳AFが使えないとは。。かなり残念。サブ機としてタイムラプスを撮ることが多い。 | SIGMA16mmF1.4との組み合わせは最高だった。 次第にフルサイズを使う頻度が高くになり手放してしまった。 | LOG撮影できるがIOS1000からなのでノイズが出やすい。 α7sⅲとスマホの板挟みで使わなく なっていき手放してしまった。。 | ポケットに突っ込んでおいてボタン一つでさっと撮れる点が良いです。 | 胸元に衣服をはさんでマグネットでつけることができます。 でも、バッグのストラップが当たり、外れてしまい落としてしまいました。 | 撮影・編集・公開とスマホで完結してしまう。 iPhoneアプリ「Pro Camera by Moment」でLOG撮影ができるのでシネマティックな仕上げもできるはず。 作品を作らなくては!と思いつつ。。 |
重量 | 本体のみ:614g バッテリーメモリーカード込:699g | 本体のみ:424g バッテリーとメモリーカード込:509g | 本体のみ:418g バッテリーとメモリーカード込:503g | 本体のみ:267g バッテリーとメモリーカード込:294g | 本体のみ:153g | 本体のみ:56g | 本体のみ:226g |
価格 | ソニーストア:449,900円(税込) | amazon:279,000円 | amazon:227,000円 | amazon:88000円 | 公式:48,000円 | 公式:Powerコンボ 39600円 | 楽天市場:126,360円 |
SONY α7SⅢ
本格的なシネマティックvlogを撮影したいならα7SⅢは本当にオススメです。
有名なクリエイターがかなりの確率で使っています。
私はUssiyさん、DIN Filmsさん、EIKIさんの動画を見て購入を決めました。
- Log撮影ができる!(S-Log3の階調・色合いが最高!)
- 10bit撮影ができる!(色の情報をより多く記録、編集で好みの色合いにできる)
- 4K60p撮影ができる!(24pのタイムライン上で2.5倍スローまでかけられる)
- 4K120p撮影までできる!(24pのタイムライン上で5倍スローまでかけられる)
- 暗所撮影が強い!
α7SⅢのデメリットは、45万円(税込)近い価格です。
確かに高額です。でも買ってよかったと満足できるカメラです。
合わせて買いたいレンズ
α7SⅢにつける最初のレンズは、Gレンズ 24-105mm/F4(SEL24105G FE 24-105mm F4 G OSS)がかなりオススメです。
理由は、このズームレンズ1本でたいていのものは十分キレイに撮れるからです。
旅行で荷物が制限されている時は迷わずこれを選んでいます。
単焦点のGマスター FE 24mm F1.4(SEL24F14GM)もいいのですが、結局このズームレンズをつけている頻度が高いです。
開放絞りはF4ですが、α7SⅢは暗所に強いので、ISOを上げられます。
SONY α7C
α7Cはα6600からの買い替えです。
本体重量がα7C:424g、α6600:418gとほぼ変わらないのにフルサイズのセンサーを積んでいることに魅力を感じました。
ただ、α7SⅢを所有しているとどうしてもα7SⅢ優先で撮影に使ってしまいます。
α7Cはサブ機として、写真、タイムラプス撮影で使うことが多いです。
ちょっと残念なポイントは、4K撮影が30pまで、4K撮影時は瞳AFが効かないということです。
このコンパクトさに贅沢は言えないのかもしれません。
SONY α6600
α6600は当時使っていたα9のサブ機として購入しました。
APS-Cセンサーカメラでのフラッグシップという位置づけに惹かれました。
SIGMAのレンズ(16mm F1.4 DC DN (Con) SE)をつけて使っていました。
F1.4のボケ味は素晴らしくコンパクトデジカメとは一味違います。
HD撮影での瞳AFもとてもありがたい機能でした。
α7Cの登場でフルサイズセンサーに惹かれて売却しました。
SONY α6600につけたいオススメレンズ
SIGMAレンズの性能はとても良く、お金が無いときの選択肢です。
4万円代でF1.4のボケ味を味わえ感動しました。
SONY ZV-1
ポケットに入るので、普段遣いができる高画質コンパクトデジカメです。
4K30p撮れれば旅Vlogには十分でしょう。
ただコンパクトなためバッテリーを増やして管理する必要があり
だんだんと使うのが面倒になってしまいました。
より大きなセンサーサイズでの撮影が増えるにつれて使用頻度が低くなり売却しました。
GoPro HERO10
GoProは7、9と持っています。
GoPro9からフロント部に液晶が付き自撮りしやすくなっています。
GoProはアクションカメラとして、空を実物以上に鮮やかに表現するGoProカラーという撮影モードがあります。
それとは別に、編集で色を調整しやすい、フラットな色で録画するモードもあり重宝しています。
ドローン(DJI FPV)の外付けカメラとしても使っています。
ただ、DJI FPVの上部GPSアンテナと干渉してしまうので、最近はDJI Action2を載せています。
DJI Action2
GoProよりもとてもコンパクトです。
本体の内蔵ストレージは32GBです。
本体下にマグネットでくっつく「フロントタッチ画面モジュール」と合わせて使うことが多いです。
理由は、本体にはUSB-Cなどのデーター通信ケーブル端子がないからです。
磁気ストラップは服をはさみ胸元で撮影できますが、カメラに力が加わると、どうしても外れてしまいます。
私は付けていることを忘れ、バックのベルトが当たり、アスファルトの上に落としてしまいました。
ドローン(DJI FPV)の外付けカメラとしても使っています。
GoProの画像はReelStedyGoという後処理でブレを取る必要がありますが、
Action2では、電子式映像ブレ補正(Rocksteady 2.0)が優秀ですぐに素材として使うことができます。
iPhone12ProMax
スマホはいつでも胸元のポケットに入れていて、思った時に撮影できます。
たしかに、ミラーレス一眼のようなボケ味はないのですが、光学手ブレ補正や、自動画像補正が秀逸で
大抵のものはキレイに撮れます。
いつでも手元にあり、いい動画を撮るチャンスが増えるメリットのほうが大きいです。
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Vlogにおすすめのカメラ選び方まとめ
いかがでしたでしょうか?
Vlogを撮るのにいろいろなカメラがあります。
普段から持ち歩いているスマホから始めて、
Vlog撮影にハマったら、ステップアップしていけばいいと思います。
迷ったらカメラ量販店に行き、実際に手に取ってみるといいです。
大きさ、重さ、手に持った感覚は大切です。
また、カメラは比較的、買い取り価格が高めなので、気になったものを使ってみて上位機種が気になったら
下取りに出して買い換えてしまう使い方もアリです。
私は買い替えでステップアップを続けてきました。
最後まで見ていただきありがとうございました。
1台を大切に使うもヨシ!買い替えでステップアップしていくもヨシです!
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