iPhoneで月を綺麗に撮るのって難しい。。
月が明るすぎて真っ白になる。。
何かいい方法はないかな?
それはズバリ!iPhoneのビデオモードで撮影しキャプチャーボタンで写真を撮ってみましょう!
iPhoneの「写真」モードで月を撮ろうとすると、月は真っ白に潰れてしまいますよね。
露出を抑えて月をタップしてもなかなか上手く撮れません。
実は動画を撮影する時に出てくるキャプチャーボタンを使う方法があります。
Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。
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iPhoneで月を綺麗に撮る方法
iPhoneで月を綺麗に撮る方法は2つあります。
・iPhoneのビデオモードで撮影時に出てくるキャプチャーボタンで撮る
・マニュアルフォーカス・マニュアル露出設定ができるカメラアプリを使う
「写真」モードでは露出を−2にして、月をタップしても、なかなかピントも合いませんし白飛びしたままです。
何度か根気良く撮るとたまに良い露出のものもありますが、大変です。。
もっと簡単に月を綺麗に撮る方法はないのでしょうか?
iPhoneのカメラアプリでも十分綺麗に撮れる!その設定は?
結論:ビデオモードのキャプチャーで撮りましょう!
まずカメラアプリで「ビデオモード」にします。
露出を-2まで下げます。
- 露出設定をタップします。
- 露出を「−2」の下限にします。
- 録画状態にします。
- プリセットの2,5倍や3倍からさらにズームします。
- キャプチャーボタンで撮影します。
ビデオの撮影をしつつ、キャプチャーボタンを押し写真を撮ります。
(ビデオ撮影を開始しないと、キャプチャーボタンは表示されません。)
iPhone12promaxでは、以上のやり方で、自動的に月の模様が見えるまで露出が下がり、撮影できました。
以上の手順でも、明るすぎる場合は、
月をタップしフォーカスボックスを表示させ、ボックス横にある太陽マークを下に下げます。
ここまでやれば、月の模様が見えてきます。
なぜビデオモードのほうがピントも合い、露出もいい感じなのでしょうか?
それは、ビデオモードで録画状態の方が、連続的に被写体を捉える能力が高いからです。
4Kビデオ撮影した写真の画像サイズは、3840*2160です。
SNSに上げるには十分な画像サイズです。
以下の写真はビデオモードで撮影中にキャプチャー撮影したものです。
薄雲もかかり月の模様も見えて綺麗に撮ることができました!
もちろん動画でも月を綺麗に撮ることができます!
暗い状況で、最大ズームの状態では、どうしてもピントが合わない場合があります。
その場合は、ズームをいったん緩めると再度ピントが合いやすくなります。
さらに、ケースなどの形状により距離センサーが少し隠れてしまい上手くピントが合わない時もあります。
そんな場合は、ケースを外して撮影するか、
次の見出しにあるマニュアルフォーカスができるカメラアプリを使うほうが良いです!
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マニュアル露出撮影ができるカメラアプリを使う
iPhoneにはマニュアルフォーカス・マニュアル露出が設定できるカメラアプリがあります。
私が使っているのアプリは、有料のもので「Pro Camera by Moment」です。
価格は1,000円以下なのでお手頃です。
マニュアルフォーカスのやり方
「Pro Camera by Moment」のマニュアルフォーカスのやり方は簡単です。
「AUTO F」(オートフォーカス)となっている部分をタップして、すぐ上に出てくるメモリを左右に動かせばマニュアルフォーカスができます。
以下のスクショは3倍ズームからピンチで10倍ほどにしています。
マニュアル露出設定のやり方
まず、ISO感度を100程度まで低くしましょう。
Momentでは白飛び警告表示が出るので、それを見ながらシャッタースピードを調節するだけです。
・ISOはなるべく低くする。100にする。
・白飛び警告表示を見ながら白飛び表示が消えるまでシャッタースピードを上げていく。
Momentだと20倍ズームまでできます。
ただ、デジタルズームなので倍率を上げてもクレーターまでくっきり映るわけではありません。
以上の設定で撮影した写真です。
月の模様がしっかりと見えていますね。
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シチュエーションで差をつける
ただ単に月を捉えるだけでなく、いろいろなシチュエーションを利用して、さらに月を綺麗に撮影してみましょう。
薄く雲がかかった所を狙う
真っ暗な空に浮かぶ月を撮影するだけではすぐに飽きてしまいます。
時々かかる雲をアクセントにします。
薄い雲がかかり、月の光が弱まったところを狙いましょう。
明け方の下弦の月を狙う
明け方の空に浮かぶ、下弦の月を狙います。
午前3〜4時ぐらいからスタンバイし、夜空から明け方へ空の色が変化していく中で月を捉えます。
金星の周期とタイミングを合わせるとさらにいい写真が撮れます。
タイムラプスを撮ってみる
スマホホルダーにセットして三脚につけて、タイムラプスを撮ってみました。
月出・月没を狙う
月の出、月没時を狙います。
日の出・日没と同様に、月の黄色も濃くなります。
地上の風景と一緒に収めることができ印象的な写真が撮れるでしょう。
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
iPhoneで月を綺麗に撮る方法。
ビデオモード撮影時のキャプチャーを利用してみました。
薄曇りだと月の光が抑えられて撮りやすいです。
月は身近で、満ち欠けで姿も変化し、被写体としてとても興味をそそられるものです。
木星や火星といった惑星とのランデブーを撮影してみるのも一興です。
今回ご紹介した方法で、身近な月を綺麗にたくさん撮っていきましょう!
日の出前の細くなった下弦の月を撮るのが好きです!