ミラーレス一眼カメラで月を綺麗に撮る方法

ミラーレス一眼で月を綺麗に撮りたいんだけど、フルオートでもうまく撮れない。。どう撮ったらいいだろうか?

Hideki

月や星などの天体を撮る時は、やっぱりマニュアルモードで撮ることをオススメします。

夜空に浮かぶ美しい満月を見た感じで撮りたい!

そう思いカメラを向けても、なかなか思った通りの月の写真が撮れませんよね。

そんなあなたに月を綺麗に撮る方法を解説いたします。

【旅好きビデオグラファー】Hidekiについて

Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。

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ミラーレス一眼カメラで月を綺麗に撮る方法

月は以外と明るく、月の模様(クレーター、海)を撮るのに、1つの設定でOKということはありません。

月自体の明るさが、満月、半月、三日月では全然違います。

何枚か撮影して写りを追い込んでいきましょう!

マニュアルモードを使う。
ISOはなるべく低く設定。100〜400
絞りは、開放〜F8ぐらいまで。
手持ち撮影の場合、シャッタースピードに注意!

マニュアルモードを使う

「マニュアルモードなんて使ったことない。。難しくない?」

そう思われる方も多いでしょう。

でも、今回のような月や星、夜景を撮影する時にはマニュアルモードを使ったほうが、写真の仕上がりをコントロールしやすいです。

また、デジタルカメラなので、何枚失敗しても大丈夫です。

以下の手順を参考に少しづつ写りをコントロールしていきましょう!

ISOをマニュアル設定する

ISO設定をAUTOのままにしておくと、暗さに合わせてどんどん自動でISOが上がってしまいます。

ISOが上がりすぎるとノイズが多くなり、撮影後、Lightroom Classicなどでノイズ除去を強くかける必要があります。

ノイズ除去を強くかけるとのっぺりとした写真になってしまいます。

ですので、ISOは上げすぎないようにしましょう。

ISOは最初、100〜400にマニュアル設定しておき、後述のシャッタースピード調節の時に、800,1600,3200と上げていきます。

絞りとシャッタースピードで追い込んでいく

ISOを低感度(100〜400)にしたら、まず絞りを開放にセットしてみます。

(今回のこのレンズの開放はF4です。)

次にシャッタースピードを上げていきましょう。

最初は1/125にしてみます。

雲ひとつ無い満月の場合は、これでも月は白く飛んだ状態だと思います。

シャッタースピードを上げていきましょう。

1/250、1/500、1/1000。。。

それでも月が白飛びしたままなら、今度は絞りを絞っていきます。

F4、F5.6、F8。。

ISOを100に設定した場合、おそらくこの範囲におさまるはずです。

(ISOがAUTOになっていないか再度、確認してみましょう。)

以下の写真はISO100、絞りf4、シャッタースピード1/250です。

雲のかかっていない満月なのでかなり明るい月です。

焦点距離は105mmなのでそれほど大きくは写りません。

中央部を切り出してみました。

月の模様が写っています。

今のレンズは性能が良いので、開放でもしっかりと写ります。

月を手持ち撮影する場合は、シャッタースピードが重要なので、シャッタースピードを上げるために開放も厭いません。

三脚を使用して撮影できるなら、シャッタースピードが遅くなっても大丈夫なので、F8ぐらいまで絞りシャッタースピードを遅くすると写りはさらに引き締まります。

手持ち撮影ならシャッタースピードに注意

手持ちで月を撮る場合、シャッタースピードは1/125以上あったほうが良いです。

絞りを開いていくか、ISO感度を上げていきましょう。

1/125以下、1/60、1/30になると手ブレがひどくなります。

そんな時は、三脚を使って撮影しましょう。

また、シャッターを切る時のブレを防ぐために、リモコンを使うかタイマー撮影しましょう。

微調整を露出補正ダイヤルで

月の表面の模様(クレーターなど)の写り、明るさを微調整するのに、私は露出補正ダイヤルを使っています。

少しだけ明るくしたい、暗くしたい場合に便利です。

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シチュエーションで差をつける

ただ単に月を捉えるだけでなく、いろいろなシチュエーションを利用して、さらに月を綺麗に撮影してみましょう。

薄く雲がかかった所を狙う

薄い雲が時々 月にかかり、月の光が弱まった所を狙いましょう。

雲の中に浮かぶ月はとても幻想的です。

SONY α7Sⅲで撮影 ISO 12800、F4、1/60

SONY α7Sⅲは高感度に強いので、月の左上にある木星を捉えるためISOを12800まで上げてみました。

(月よりも暗い星を捉えるためにはISO感度を上げる必要があります。)

明け方の下弦の月を狙う

早起きする必要があります。^^;

午前3〜4時ぐらいに起きて日の出前の登ってくる下弦の月を狙います。

金星の周期とタイミングを合わせるとさらにいい写真が撮れます。

以下は、iPhoneでの撮影ですが、タイムラプス撮影も映えます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

ミラーレス一眼で月を綺麗に撮る方法。

一概にこの設定で撮ればOK!ということではなく、マニュアル撮影で、ISO、絞り、シャッタースピードを変えながら、お好みの写りを追求していきましょう!

月、星などの天体を撮る場合、フルオート撮影では逆に上手く撮れません。

ISOをなるべく低感度に設定し、絞りとシャッタースピードで追い込んでいきましょう!

Hideki

よくインスタなどで見かけるクレーターまでくっきり写っている写真は、望遠レンズ(200mm以上)か、本格的な望遠鏡で撮影しています。
24-105mmといった標準ズームレンズでは今回のような写りが限界です。

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