シンガポールで旅Vlogを撮影したいけど荷物はどうすればいいだろう?
私の荷物の構成をシェアします!
今回の私の荷物の構成でベストではありませんが、反省点なども踏まえてご参考ください。
Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。
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パスポートの残存有効期間は大丈夫?
パスポートの残存有効期間不足。これは海外個人旅行の落とし穴だったりします。
旅の準備をする一番最初に、しっかりとチェックしておきましょう!
(2) 旅券の残存有効期間
外務省海外安全ホームページ(https://www.anzen.mofa.go.jp/)より
シンガポール入国のためには旅券の残存有効期間が6か月以上必要です。
バックはどうする?
短期の滞在なら機内持ち込み可能なサイズのバックorスーツケースと手回り品バックになります。
私の荷物構成ですが、ご参考ください。
今回の私のメインのバック
私は今回の旅で、UL(超軽量)タイプの56L入る、Zpacksのバックパックを使いました。
背負うとバックパックの高さがしっかりあり、山登りか!?というようなスタイルになります。^^;
このZpacksのバックパックは超軽量で、腰で支える構造なので、意外と重い状態になっても担いで歩きやすいです。
背中にも空間ができるようになっているので、背中が汗でべったりになりにくいです。
ただ、今回の旅で使った感想として、バックパック自体が超軽量でも荷物をすべて背中で背負うのはつらい。。ということです。
ホテルをチェックアウトした後は少なからず、背負い続けなければならないので、つらかったです。
次回は、やはり海外旅行で定番のコロコロつきスーツケースにします!
私はエーストーキョーのスーツケースを使っています。
シンプルなデザイン、軽くて頑丈なので安心です。
手回り品バックは?
機内にはメインのバック(機内持ち込み可サイズ)と、足元に入る大きさの手回り品バックの持ち込みが許されています。
ANAなどの大手航空会社は厳密に重さを図ったりしない感じがします。
(あくまで自己責任で!)
今回の私の手回り品バックは、「Sea to Summit」の「ウルトラシルドライデイパック」です。ペラペラのバックで折りたたむとかさばりません。
メインのバックバックにすっぽり入れられるように、このバックを選択しました。
この中に、カメラ用のインナークッションバックを2つ入れ、上にカメラ、下に交換レンズ&細かいものを入れました。
市内移動中は、底に軽量小型三脚を入れて移動しました。
この他に、候補として上がっていたバックは、
私が国内移動で使っているVanguardのカメラバックです。
厚みが205mmと抑えられているので、飛行機の前席下の空間に入れることができます。
VEO SELECT 49の幅は340mmもあるので、座席の支柱の位置によっては隣の人のエリアに入ってしまうことがあります。
気になる場合は、幅が320mmの45Mや41を選ぶと良いでしょう。
私のカメラ構成と理由
旅を楽しむためには、可能な限り荷物を減らしたい!
とは考えていてもついつい、あれもこれも持っていきたくなります。
カメラとレンズの構成はいつも迷うポイントです。
メインカメラは1台
今回の旅で持っていったカメラは、SONY α7Sⅲです。
重い(699g バッテリー含む)ミラーレス一眼カメラですが、使い慣れたカメラなので一択です。
このカメラのありがたいポイントは、デュアルISOを備えていて、ベースISO感度が、LOG撮影の場合、640と12800でノイズの少ない撮影が可能になっています。
ISO12800という高感度でもノイズを少なく撮影できるというのは、撮影可能な範囲を広げてくれます。
私はLOG撮影をしているため、NDフィルターをつけて撮影しています。
NDが濃い状態で暗いところに入った場合に、高感度に切り替えて撮影できるのはありがたいです!
サブカメラとしてα7Cもありますが、持っていきませんでした。
機材が増えて重くなってしまうと、旅を楽しめなくなってしまいます。
サブカメラとしては、GoPro10を1台とiPhone14proにしました。
GoProはポケットの中に無造作に突っ込んでおいて、ボタン1つで録画が開始されるのが良いです。
(ただ、室内の暗い状況ではブレブレになってしまうので注意が必要です。)
小型カメラ系は1台にしおいたほうが、電源管理がしやすいです。
スマホ(iPhone14pro)はSNS(インスタ)投稿のため手放せません。
レンズは2本
私は今回の旅で、ズームレンズ2本を選択して持っていきました。
・SONY FE 24-105mm F4 G OSS (663g)
・SONY FE 16-35mm F2.8 GM (680g)
どちらも600g超えの重たいズームレンズです。
超広角域と望遠域までカバーできると考えこの構成にしました。
で、結局メインで使っていたのは、16-35mmです。
超広角+アクティブ手ブレ補正で、たいていはブレを抑えて撮影することができます。
24-105mmは1回だけ使いました。
重さと頻度を考えると、ズームレンズ1本と単焦点1本なのかもしれません。
ただ後ろをぼかしたい場合F2.8のズームレンズだけでも、結構ボケてくれます。
旅の最中は、思った以上に、レンズ交換をしたくなくなります。^^;
何本も重いレンズを持っていっても、よく使うのは1本ということが多いです。
電源周りはどうする?
コンセントアダプターは必須
シンガポールのコンセント形状は日本と違います。
3つの爪がついた「BFタイプ」というものです。
また、注意すべき点は、コンセント部にオンオフのスイッチがあることです。
しっかり充電開始されているか確認しましょう!
私はコンセントアダプターにはこれを選択しました。114gです。
シンプルで軽量が望ましい人はこちら、48gです。
さらに、とにかく急速充電したい場合はこれを先程のアダプターにつけて使います。
これさえあれば、MacBookProもiPhoneも急速充電できます。
このCIOの充電器は小型軽量(106g)でスグレものです。
また、コンセントの場所から、PCやスマホまで届く長さのケーブルを用意しておきましょう。
日本のスタバのように、テーブルの上やテーブル板のすぐ下に(間近に)コンセントがあることはマレです。
足元にあることが多いので、最低1m、場合によっては2mほど必要なことがあります。
モバイルバッテリーも必須
海外旅行でスマホのバッテリーが空になると致命的です。
- 情報収集できない
- マップで経路を検索できない
- バスの路線番号を確認できない
- Grabでタクシーを呼べなくなる
非常用のモバイルバッテリーは必須です。
日本のように、豊富に充電スポットを兼ね備えたカフェなどは、ほとんどありません。
スタバのリザーブ店でもコンセントは4箇所だけだったりします。
非常用に軽量なものでいいので用意しておいたようが安心です。
10,000mAhのモバイルバッテリーなら1日まるまるサポートできるでしょう。180gです。
また、とにかく緊急時にスマホに給電、充電できさえすればいいという場合、5,000mAhのモバイルバッテリーがあれば十分でしょう。113gです。
スマホが使用できないと、検索もできず、便利なアプリ「Grab」などが使えないと、致命的になります。
モバイルバッテリーは、保安検査時にチェックの対象になりやすいモノなので、すぐに取り出せる所に入れておきましょう!
また、バッテリーの容量を把握しておき、検査員にすぐに示せるようにしておきましょう!
USB-C + Lightnigケーブルで助かったこと
海外では、日本のカフェやスタバのように各席に豊富に電源コンセントがあるわけではありません。
いざという時、MacBookやiPadからスマホの充電ができるようにもしておきましょう。
MacBook、iPhoneユーザーなら「USB-C&Lightningケーブル」を持っておいたほうがいいです!
私は、マリーナ・ベイ・サンズのスタバリザーブ店で、コンセントがたった4つしかなく、しかも長時間居座りのお客さんがいてコンセントをなかなか確保できず、かなり焦りました。
そんな時に、はっ!と自分の持ち物に、「USB-C & Lightningケーブル」があることを思い出し、MacBookからiPhoneに充電することができました。
これは、USB-C端子のあるMacBookやiPadを持っている方なら、必須の持ち物です!
海外旅行ではスマホの電源確保が最優先事項です^^;
シンガポールでのデータ通信はどうする?
スマホの電源確保は重要ですが、それ以上に重要なのがデータ通信をどうするかです。
私は、以前、海外旅行用のwifi機器を借りたり、現地でSIMを購入したりと、いろいろやっていました。
ただ、それはかなり面倒で、手間がかかります。
そんな時の選択肢として、携帯電話会社を「ahamo(アハモ)
ahamoなら、そのまま海外に行き、SIMなどの差し替えなしで、すぐに現地でスマホを使い始めることができます!
現地についたら、iPhoneの場合、設定で「モバイル通信」ー「通信のオプション」の「データローミングをオン」にするだけです。
シンガポール到着と同時に、いつものiPhoneを使うことができました。
テザリングもばっちりです。
海外ではデータ容量は20GBに制限されますが、私のように数日しかいない場合、十分すぎる容量です。
日本での使用では、100GBまで増量できるので、モバイルwifiが必要なくなりました。
ただし、料金は4,950円(税込)になってしまいます。
とはいえ、海外旅行に行くときの面倒な手間が省かれて、撮影に専念できます。
また、楽天モバイルも次の候補になります。
国内での容量制限がなくなり、高速度の通信が無制限になったのは大きいです。
これで月額3,278円(税込)とは。。
海外ローミングデータ容量は、初期状態で2GBしかないですが、1GB、500円ですぐに増やせます。
海外でも同じ電話番号を使いたい!空港や現地でSIMを買う手間が面倒!と感じる人にはおすすめです。
ahamoは海外用データ容量20GBを使い切ると、買い足すことができません。
また、日本に一度帰ってこないと、海外での低速度制限が解除できません。
楽天モバイルは、少々高くついてしまうかもしれませんが、そういった弱点がなく、国内の安さを加味すると十分、元はとれるでしょう。
また、両者とも、なんといっても電話番号がそのままというのは、日本、海外、気にすることなく電話が利用できます。
電話が利用できるということは、SMSも利用できるということで、SMS認証も使えて、海外にいても日本にいるように活動できるのはありがたいです!
ahamoめちゃくちゃ便利です!
データバックアップのためにPCは持っていく?
いつも使っているPCにバックアップを取るほうが楽で安心です。
ただ、MacBookPro 13inchの重量は、1.4Kgほど。
重い荷物ですよね。
旅の最中に、粗編集もしたいならやっぱりMacBookですが。。
ただ、飛行機の中や、カフェやホテルで動画編集するかというと、短期滞在の場合は、疲れてしまい編集などできませんでした。^^;
短期の滞在でとにかく身軽でいたいなら、USB-C端子のついた iPadmini 6(293g)でもいけます。
撮影データーも、USBハブをつないでSSDにバックアップもとれます。
あと、高速データ転送にはこういったアダプターも必要です。
SSDはやっぱりサムスンでしょうか。念の為、2台用意してバックアップしたほうがいいです!
編集なんて帰ってから!とにかく安全にバックアップが取れればいい!という場合はiPadmni 6にしましょう!
ブログの更新もiPadmini6でいけるので、次回は持っていきたいです。
撮影データのバックアップは事前にテストしておきましょう!
ドローンは?
今回、私はドローンをシンガポールに持っていきませんでした。
現地の雰囲気がまったくわかりませんでしたし、スケジュールがキツキツな中で、落ち着いて飛ばせるか?というと怪しいので止めました。
初めて訪れる国でドローンを飛ばす場合、事前にその国の航空局などのサイトで情報収集しましょう!
「Civil Aviation Authority of Singapore (CAAS)」
何も知らなかったでは済まされないですし、入国時没収されるおそれもあります。(タイとか。。^^;)
とはいえ、まずは、日本語のブログなどで更新日に注意して、情報収集してみましょう。
「シンガポールでのドローンの登録」
シンガポールでドローンを飛ばすには、250g以上のドローンの場合、事前に「SingPost郵便局」でラベルを購入し、機体に貼り付けた後、オンラインで機体登録する必要があります。
ラベルを入手するのは現地です。
250g未満なら、登録の必要はありませんが、当然、好き勝手に飛ばしていいわけではありません。
200f(61m)以上の飛行は許可が必要になります。
(マリーナ・ベイ・サンズの高さは200mです!)
もちろん人混みの上や、目視外飛行は禁止です。
マリーナ湾周りで飛ばしている人を2、3度、見ました。
早朝なら、観光客も少なく、密集もせず、ランナーぐらいしかいなので、いけるかもしれません。
早朝に、湾内を手短に目視内で飛ばすだけならいいかも、と感じました。
今のところ、海外旅行用に250g未満のドローンを考えています。
次回は、持っていきたいですね。
次にマレーシアのクアラルンプールを考えているけど、、どうかな?
入国審査は電子入国が便利!
シンガポールに入国するには事前に、電子入国カード・健康申告書(SG Arrival Card with Electronic Health Declaration)の登録が必要です。到着の3日前から登録ができます。
日本語表示が選択できるので、迷わず登録できました。
「シンガポール入国管理庁(ICA)ホームページ」
https://eservices.ica.gov.sg/sgarrivalcard/
入国審査が、パスポートのスキャン+顔認証+指紋登録で済むのはとても便利です。
長い列に並ばなくてすむのはいいですね。
帰国時用にVisit Japanも登録しておく
日本に帰国する時のために、「Visit Japan」のアプリを入れて、個人情報、ワクチン接種記録などを登録しておくと便利です。
注意が必要なのは、税関申請までやっておくことです。
何も大量に持ち込まなくても、ちゃんと宣誓する必要があります。
私はこれをやっていなかったので、帰国時に指摘されその場でアプリに入力し,QRコードを表示させました。
所要時間は5分以内にできました。
帰りの飛行機の中で「あの紙」を書くのが面倒という人にはオススメですw
シネマティックVLOGにまとめてみました
シンガポール旅行の様子をシネマティックVlogとしてまとめてみました。
2分弱の動画になります。
チャンネル登録&イイねボタン、お待ちしております!^^;
VLOGの作り方記事一覧
- 旅Vlogの撮り方・作り方・構成の基本!これを押さえておけば大丈夫!
- 旅Vlogの撮り方【スマホ編】押さえておきたい4つのポイント
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
海外への個人旅行はいろいろと不安があると思います。
事前に関係各所に確認をし、準備しておけば、安心ですね。
今はネットがあるから大抵の情報は手に入ります。
この他に、到着時の空港ラウンジを利用するために、場所を確認しておくことも忘れずに!
海外の個人旅行は自由がきいて楽しいです!