SEL1635GM2の最短撮影距離での写りが気になる。。
GM1とBatis40mmとも比較してみます!
新しいレンズにはワクワクします!
2023年9月末に発売されたSEL1635GM2もその一つです。
前作からの小型軽量化と最短撮影距離の改善が購入のポイントでした。
SEL1635GMのみならず、ZEISS Batis40mmとも比較してみました。
SONY フルサイズ用Eマウントのレンズのお話です^^;
Hideki Kobayashi。小さな会社の経営者。2021年より大川優介さんの動画講座OneSe Personalを受講。シネマティックVlogの撮影と編集を習得。2023年「日本で最も美しい村 動画コンテスト2022」でグランプリを受賞。動画編集ソフトはPremiereProとDavinci Resolveを主に使用。詳細はプロフィールをご覧下さい。
SEL1635GM2とのスペック比較
まずは各レンズのスペックを比較してみます。
少しでも軽く!少しでも寄りたい!
GMからの小型軽量化と最短撮影距離の改善が購入のポイントとなりました。
SEL1635GM2 | Batis 2/40CF | SEL1635GM | |
最短撮影距離(m) | 0.22 | 0.24 | 0.28 |
最大撮影倍率(倍) | 0.32 | 0.3 | 0.19 |
レンズ構成(群-枚) | 12-15 | 8-9 | 13-16 |
外形寸法 最大径x長さ(mm) | 87.8 x 111.5 | 91 x 93 | 88.5 x 121.6 |
質量 約(g) | 547 | 361 | 680 |
メーカー | SONY | ZEISS | SONY |
最短撮影距離での写りの比較
SEL1635GM2は、カタログ数値どおり他のレンズと比べて思いっきり寄れます。
単焦点レンズのBatis 40mmよりも近づけて大きく写せてしまうとは、驚きでした。
SEL1635GM2最短距離撮影
35mm f2.8、最短撮影距離0.22mでの撮影です。
次の見出しのZEISS Batis 40mmよりも寄れて、写りもまったっく遜色ないことに驚きました!
Batis 40 最短距離撮影
40mm f2.0、最短撮影距離の0.24mでの撮影です。
寄れるBatisもGM2には勝てないことが分かりました。
SEL1635GM最短撮影距離
35mm f2.8、最短撮影距離の0.28mでの撮影です。
GM1では、撮影倍率が0.19と一番低く、当然、寄ることができないために大きく写せません。
最短撮影時のボケ味の比較
ここでは、もうBatis 40mmとの比較しかしません。^^;
SEL1635GM2 最短撮影時のボケ味
後ろにあるレンズのボケ具合に注目です。
ふわとろにボケてくれてます。
16-35の「35」にマニュアルフォーカスです。
ズームレンズでここまで寄れてしまうのはありがたすぎます!
ZEISS Batis 40mm 最短撮影時のボケ味
Batisのボケ味のほうが少し固く感じてしまいます。
また、写る範囲も2cm寄れないだけで、これだけ違いが生まれてしまいます。
歪みの比較
以下は、最短撮影距離での撮影ではありませんが、歪みの比較をしてみました。
まっすぐのものを端に写すと、どんなレンズでも写りに歪みが生じています。
一般的にズームレンズでは広角側では樽型に歪み、望遠側では糸巻き型に歪みます。
建築物の撮影や、設計図などを複写するわけでもないので、重要な比較ではありませんが、せっかくなので比較してみます。
SEL1635GM2 35mmでの歪み
焦点距離を35mmにセットして、最短撮影距離よりも少し離れて撮影しました。
iPhoneの縁のラインが、真ん中で持ち上がり、端で下がっています。
これが糸巻き型の歪みです。
ZEISS Batis 40mmの歪み
単焦点レンズは、一般的にズームレンズより歪みが少ないとされています。
ですが、実際に撮影してみると意外なことに、このレンズにも糸巻き型の歪みを見て取れます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
SEL1635GM2の写りは優秀です!
GM1からの133gの軽量化と小型化も、かなりありがたい改良です。
今回の比較をしてみて、ZEISS Batis 40mmの売却を決意しました。
性能的に被ってしまうレンズは、どんどん使わなくなってしまいます。
持っていても、旅に持っていかないレンズ。
旅に持って行っても、結局使わないレンズ。
断捨離をして、次の新たなレンズ購入への足しにします!
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